『北極星』渡辺美輪
表面張力君への思いあふれ出す
斜め四十五度に傾く恋心
好きというただそれだけがあれば春
斜め四十五度に傾く恋心
好きというただそれだけがあれば春
やがて煤けゆく比喩のつややかさよ——
苦い高揚、甘やかな炎
多彩なヴォイスが切り拓く、
抒情の前線
清岡智比古、第一詩集。
「エッセー(essai=試み)とは、またそれ自体がジャーニー(journey=一日分の徒歩旅行)でもあった—」書物をめぐるエッセイでもあり、紀行文でもあり、卓抜な批評でもある。美しい文章で綴られた読書の快楽を堪能する1冊。
読売文学賞受賞作家・管啓次郎による、現在を、過去を、森を、海岸を、光を、風を、人間を、圧倒的スケールで描く連作詩集! イメージが明滅し交錯する——。「Agend’Ars」シリーズ第4弾。この一冊で、詩人・管啓次郎の誕生を告げる連作16行詩のこころみは完結。