ヴォルフガング・ギーゲリッヒ

著者プロフィール

ヴォルフガング・ギーゲリッヒ (ギーゲリッヒ、ヴォルフガング)

1942年生まれ。
ドイツ連邦共和国ベルリン市在住。米国ニュージャージー州立大学ドイツ文学の教授職を辞して心理学へ転じ、1976年よりユング派分析家。二十世紀の東西思想の結節点となったエラノス会議にてくり返し演者を務めるところから始まり、現在までユング思想を牽引し続けている。既刊邦訳に『魂と歴史性』『神話と意識』(いずれも日本評論社)、『魂の論理的生命 心理学の厳密な概念に向けて』『ユングの神経症概念』『仏教的心理学と西洋的心理学』(いずれも創元社)、「抑圧された忘却 アウシュヴィッツといわゆる〈記憶の文化〉」(『ホロコーストから届く声』所収、左右社)などがある。また夢分析論の決定版とも言える『夢と共に作業する』(日本評論社)が近刊予定。
この著者の本(4)

日本における「私」の姿

アイデンティティをめぐる心理学

定価
3,300 円(税込)
刊行日
2024年06月30日
ISBN
978-4-86528-423-2
いま、この世界で、「私」を問うことに向き合う
購入数

家族のおわり、心のはじまり

ユング派心理療法の現場から

定価
3,300 円(税込)
刊行日
2023年03月30日
ISBN
978-4-86528-361-7
いま、都市に暮らす私たちの心にとって「家族」とはそもそも何だろうか。
購入数

私たちのなかの自然

ユング派心理療法から見た心の人類史

定価
3,300 円(税込)
刊行日
2022年03月30日
ISBN
978-4-86528-070-8
都市で疲れた心の地層に迫る心理療法家たちのフィールドワーク
購入数

ホロコーストから届く声

非常事態の人のこころ

定価
3,080 円(税込)
刊行日
2020年11月20日
ISBN
978-4-86528-002-9
スティーブ・ライヒやピナ・バウシュの作品に時代の心性を聴き取る、臨床心理学者たちのホロコースト試論。
購入数