Agend’Ars 管啓次郎詩集

Agend’Ars

  • 著者:管啓次郎
  • 定価:本体+税

ヒトの行動は、きみが地表のどこにいようと、つねにエレメントの流動に全面的に巻きこまれている。エレメントの詩でないような誌は、行動の詩でないような詩とおなじく、存在しない。詩の読み書きは私たちを絶えずエレメントの力にさらし、そのまま次の行動へと駆り立てる。そして次の行動、それはいつも、ただ単純にいって、生きることだ。(「あとがき」より)

管啓次郎(すが・けいじろう)
明治大学教授。比較文学者、批評家、翻訳家。著書に『本は読めないものだから心配するな』『コヨーテ読書』『オムニフォン』『ホノルル、ブラジル 熱帯作文集』など。

 

書評・記事
現代詩手帖 2010年12月号 関口涼子
毎日新聞 2010年10月26日夕刊 松浦寿輝