評論・アンソロジー

天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイ…

1968年以降に生まれた、いま最もイケてる作家による現代俳句アンソロジー! 自身も気鋭の若手俳人である佐藤文香が撰者となり、【おもしろい】【かっこいい】【かわいい】の章ごとに18人ずつ計54人の作品から選句。頼れる俳句の先輩・上田信治、小川軽舟、山田耕司と対談した「読み解き実況」も掲載しています。

季語があって5・7・5なのに、なんでこんなに自由なの? 季語がなくて5・7・5じゃないのに、こんなになんで俳句なの?

すごい、これが今の俳句か!

若々しく伸びやかで、花鳥諷詠にとどまらない題材のバリエーションをもち、切なかったり笑えたり、俳句に詳しくない人でも楽しめる新しい俳句を、結社の枠をこえて集めてみました。

初めて俳句に触れる人も、すでに俳句に親しんでいる人も、ぜひ、本書のなかから好きな作品を探してみてください。

思い出しておくれ、幸せだった日々を 評伝ジャック・プレヴェール…

シャンソン「枯葉」「バルバラ」、映画「天井桟敷の人びと」。
パリに生きるフランス庶民のエスプリと哀感を、心に残る幾多のことばを紡ぎ出した詩人プレヴェール。
迫りくるファシズムの脅威、ナチスドイツのパリ侵攻、そして冷戦。
シュルレアリスム運動への参加を皮切りに、自由と抵抗をうたい続けて二〇世紀を生き抜いたその生涯を、交錯した幾多の芸術家たちとともにたどる。
刊行され始めた数々の資料をもとにおくる本邦初の評伝。
「枯葉」をはじめとするプレヴェールの詩の数々を、本文中で多数掲載。