『ああ、ウイグルの大地』|アフメットジャン・オスマン

ああ、ウイグルの大地

  • 著者:アフメットジャン・オスマン 訳者:ムカイダイス+河合眞
  • 装幀:松田行正
  • 定価:本体1500円+税
  • A5判上製/128ページ
  • 978-4-86528-111-8 C0098
ウイグル現代詩のもっとも著名な詩人による詩集、日本語初翻訳。

「帰らざるウイグルの愛と自然」を情景豊かに歌いあげる。
ウイグルの風は、日本の空にもそよいでいるのである――


「今までに見たことがない詩、読んだことがない詩、韻律から開放された詩、真新しい内容の詩、選びぬかれたウイグル語の美しさと可能性を秘めた詩……。私は大きな喜びに満ち、アトゥシの街なみとチャイハーネ、すべての人々が眩しいほど美しく見えた。」(訳者まえがきより)


アフメットジャン・オスマン
1964年中国新疆ウイグル自治区ウルムチ生まれ。78年「祖母ちゃんが教えてくれた物語」で詩人デビュー。79年「彼を高校に行かせて」で第一回児童文学最優秀賞を受賞。新疆大学文学部入学後、シリアのダマスカス大学に留学、アラビア文学研究で修士号取得。92年ウイグルで行われた「読者選ぶもっとも好きな三人の詩人」の1人に選ばれた。現在カナダ在住。『ああ、ウイグルの大地』がウイグル語詩集の初邦訳詩集となる。