著者プロフィール

石川九楊 (イシカワ・キュウヨウ)

1945年福井県生まれ。書家。
京都大学法学部卒業。京都精華大学教授、文字文明研究所所長を経て、現在、同大名誉教授。「書は筆蝕の芸術である」ことを解き明かし、書の構造と歴史を読み解く。評論家としても活躍し、日本語論、日本文化論は各界にも大きな影響を与える。作品制作・執筆活動、いずれの分野でも最前線の表現と論考を続け、制作作品は二千点以上、著作刊行は百点を超える。
1990年『書の終焉 近代書史論』(同朋舎出版)でサントリー学芸賞、2004年『日本書史』(名古屋大学出版会)で毎日出版文化賞、同年日本文化デザイン賞、2009年『近代書史』で大佛次郎賞を受賞。2017年『書だ!石川九楊展』、2024年『石川九楊大全展』を開催(いずれも東京上野の森美術館)。『石川九楊著作集』全十二巻(ミネルヴァ書房)、『石川九楊自伝図録 わが書を語る』のほか、主な著書に『中國書史』(京都大学学術出版会)、『二重言語国家・日本』(中公文庫)、『日本語とはどういう言語か』(講談社学術文庫)、『説き語り 日本書史』(新潮選書)、『説き語り 中国書史』(新潮選書)、『書く 言葉・文字・書』(中公新書)、『筆蝕の構造』(ちくま学芸文庫)、『九楊先生の文字学入門』(左右社)、『河東碧梧桐 表現の永続革命』(文藝春秋)、編著書に『書の宇宙』全二十四冊(二玄社)、『蒼海 副島種臣書』(二玄社)、『書家』(新書館)、作品集に『自選自註 石川九楊作品集』(新潮社)、『石川九楊源氏物語書巻五十五帖』(求龍堂)などがある。
この著者の本(10)

図録石川九楊大全

定価
3,300 円(税込)
刊行日
2024年06月15日
ISBN
978-4-96528-417-1
孤高の書家・石川九楊の全書業から厳選された300点を収録。

石川九楊作品集 俳句の臨界

河東碧梧桐一〇九句選

定価
3,850 円(税込)
刊行日
2022年02月28日
ISBN
978-4-86528-069-2
現代書に革命を起こした書家でもあった碧梧桐と対峙する、待望の石川九楊最新作品集

石川九楊自伝図録

わが書を語る

定価
3,520 円(税込)
刊行日
2019年08月20日
ISBN
978-4-86528-244-3
120点あまりの図版とともに、書家石川九楊が作品と人生を語り下ろす待望の一冊。

高校生と考える世界とつながる生き方

桐光学園大学訪問授業

定価
1,760 円(税込)
刊行日
2016年04月30日
ISBN
978-4-86528-142-2
建築、音楽をはじめ、憲法・政治・コミュニケーション・文学・国際情勢・日本近代史など、多彩な分野から考える好評シリーズ第2弾。

九楊先生の文字学入門

定価
3,259 円(税込)
刊行日
2014年04月30日
ISBN
978-4-86528-103-3
「私の文字学=書字学研究の集大成の本です」石川九楊

季刊 graphic/design グラフィックデザイン3号

定価
1,047 円(税込)
刊行日
2007年02月25日
ISBN
978-4-903500-03-4
〈特集〉この人たちの20年前の仕事といま

デザインのことば

定価
1,980 円(税込)
刊行日
2007年05月30日
ISBN
978-4-903500-04-1

季刊 graphic/design グラフィックデザイン4号

定価
1,047 円(税込)
刊行日
2007年09月10日
ISBN
978-4-903500-05-8
〈特集〉Design Esthetics デザインの「美学」を少し考えてみた

季刊 graphic/design グラフィックデザイン創刊号

定価
1,047 円(税込)
刊行日
2006年06月25日
ISBN
978-4-903500-00-4
まったく新しいデザイン誌、もっとも美しいデザイン誌──
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