千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話
済東鉄腸
千葉の片隅から、魂の故郷・ルーマニアへの愛を叫ぶ——
書誌情報
- 定価
- 1,980 円(税込)
- ジャンル
- 文芸・評論・エッセイ
- 刊行日
- 2023年02月07日
- 判型/ページ数
- 四六判 256ページ
- ISBN
- 9784-86528-350-1
- Cコード
- C0095
- 装幀・装画
- 木庭貴信+青木春香(オクターヴ)/装丁、横山裕一/装画
内容紹介
日本どころか千葉の実家の子供部屋からもほとんど出ない引きこもりの映画オタクの下に差し込んだ一筋の光、それはルーマニア語!
Facebookでルーマニア人3000人に友達リクエストをしてルーマニアメタバースを作り猛勉強、現地の文芸誌に短編小説を送りまくり、『BLEACH』の詩へのリスペクトと辞書への愛憎を抱きながらルーマニア語詩に挑戦する。
受験コンプレックス、鬱、クローン病。
八方塞がりの苦しみから、ルーマニア語が救ってくれた。
暑苦しくって切実で、好奇心みなぎるノンフィクションエッセイ。
【来たるべきルーマニアックのための巻末資料】
より深くルーマニアの文化に潜るための巻末資料付き!
◉ルーマニアックの本棚/言語、食文化、思想といった幅広いジャンルから選び抜いた、魂のブックリスト
◉ルーマニアックシアター/旧共産圏のリアルを鮮烈に映し出す名作の数々
◉ルーマニアックのプレイリスト/サブスクリプションアプリでも聴ける今もっともホットなルーマニア音楽